ニュージーランド公認会計士 キャプストーン 私の成績・勉強法

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キャプストーン(Capstone)は、Chartered Accountants Australia & New Zealand(CAANZ)が提供するニュージーランド公認会計士プログラムの5つの必須学課課目の最終課目です。

キャプストーンは4つのテクニカルモジュールが修了した後、若しくは、修了見込みの場合に履修することができます。

この記事では、私の試験結果や勉強方法についてお話しします。

下のキャプストーンの概要のページを読んだ上でこのページをご覧ください。

ニュージーランド公認会計士プログラム最終必須課目-キャプストーン

ニュージーランド公認会計士最終課目-キャプストーン 私の勉強法

私の試験結果

キャプストーンモジュールはコース合計点数60点以上で合格となります。

  • 個人・チーム筆記試験:14点
  • チームプレゼンテーション試験:20点
  • 最終試験:49点

コース合計点数83点で合格でした。

最終試験で時間配分に失敗したので、すべての問題に答えることができなかったのですが、答えた問題は点数がきちんともらえていました。

週ごとの勉強

キャプストーンモジュールではコース開始前に、Candidate Resource Material(CRM)という資料が送られてきます。

CRMには、各ワークショップの為の事前アクティビティーやアクティビティーの為のツールが方法論が集められています。

各週の勉強はCRMのアクティビティーをもとに進められます。

ワークショップの前には関連のアクティビティーを行い、また必要なリサーチを行いました。

その他にも、ワークショップで行われる筆記試験やプレゼンテーション試験の準備を個人またはチームで行いました。

キャプストーンは他のテクニカルモジュールよりも勉強時間が比較的短いです。

ワークショップ①-第2週目

当日は、参加者がチームに振り分けられ、全く知らない他の参加者とチームを組むことになりました。

私たちは5人1組のチームで、ワークショップ全体では5組のチームが構成されました。

ワークショップでは、事前に出されたアクティビティー課題に関連したアクティビティーが当日渡され、それをおこなっていきます。

私はチームの他のメンバーの1人と一緒に、2分ほどのプレゼンテーションをしなくてはなりませんでした。

準備時間で与えられたのは15分で、事前のアクティビティー課題から派生した内容でした。

他の参加者も同様にプレゼンテーションを行いました。

これは、ワークショップ③のチームプレゼンテーション試験の予行練習のようなもので、採点されますが実際の総合得点には加算されません。

その他、ワークショップ②の個人・チームの筆記試験の予行練習として、実際にリポートを書くアクティビティーもありました。

その日始めて合った人達と一緒に物事を行うのは相当のエネルギーやコミュニケーションスキルが必要です。

1日が終わった後は、かなり憔悴していました。

私の同僚は私よりも前の期で受けたのですが、泣きそうだったと言っていたほどです。

ワークショップ②-第6週目 / 個人・チーム筆記試験

ワークショップ②も同じく、事前にアクティビティー課題が出されました。

このワークショップも同じく当日関連したアクティビティーが用意され、それをチームでこなしていきます。

即興プレゼンテーションもありました。

このワークショップの最後には個人・チームの筆記試験があり、総合得点の内20点がこの試験に割り振られています。

この筆記試験のために事前情報が公開され、それを元に自分達でリサーチや準備を事前に行います。

この筆記試験は、事前に公開された情報と、追加情報を元に架空のクライアントへ報告書を書く試験です。

試験内容は、そのキャプストーンごとに変わりますが、私たちの場合は、ジムの経営者のビジネス戦略変更に伴い、現存の5つ種類のジムのうち、どの2つを閉鎖するかを報告書にまとめて提出するという内容でした。

当日に試験問題、また追加情報公開されます。

チームの5人それぞれにその架空ビジネスのセグメントを割り振り、そのセグメントについて分析しリポートを書きました。

各セグメントは事前に話し合い割り振りを行っていたので、スムーズに試験に取り組めました。

採点は、個人の部分には20点中13点、チーム部分には7点が割り振られます。

採点基準があらかじめ提示されているので、それを理解し、その基準を基に報告書を書けば点数が取れるようになっています。

この試験で私は合計14点を獲得しました。

ワークショップ③-第10週目 / チームプレゼンテーション試験

ワークショップ③も同じく、事前にアクティビティー課題が出されました。

このワークショップも同じく関連アクティビティーが用意されていましたが、メインはチームのプレゼンテーション試験です。

総合得点のうち20点がこの試験に割り振られています。

このプレゼンテーション試験も事前に基礎情報・カバーしないといけないトピックが公開され、それを基にプレゼンテーションを準備します。

私たちのチームは事前に2回ミーティングをし、3回練習しました。

プレゼンの時間は、5人のチームなので15分の時間が割り振られました。

採点基準は、プレゼンの内容よりも、プレゼンの仕方、つまり、ジェスチャー、アイコンタクト、話すスピードや声のトーンが評価されます。また、

時間内にプレゼンテーションを収める、次のスピーカーへの引継ぎなども採点されます。

おおまかな採点基準は公開されているので、それに基づいて準備すれば点数はちゃんと取れます。

内容は、実際に問われている内容に関連していることを話せばあまりその質は採点にはあまり関係がない様です。

採点は、個人の部分には20点中12点、チーム部分には8点が割り振られます。

私達のグループはプレゼンテーション試験で満点の20点を獲得しました。

最終試験対策

最終試験では電子機器以外の資料を持ち込みが可能で、オープンブックです。

最終試験は筆記試験で、事前に開示された情報を基に出題されます。

事前に開示される情報は、架空のビジネスの基礎情報、現在と過去の財務諸表等、今直面している問題やこれからの展開等が述べられています。

また、当日、追加情報・実際の問題が公開されます。

クリティカルファイル作成

最終試験の前には、2週間ほど準備時間を作りました。(実際に1日中勉強するのは7日程です)

前学期の試験問題と解答はコースページからアクセスできますが、内容が違うので問題のスタイルや傾向を理解するにはいいですが、テクニカルモジュール程は参考になりません。

クリティカルファイルというのは、最終試験中に参照するために自分で作成する資料です。

作成の仕方は様々です。

私の場合は、事前に公開された最終試験の情報をもとに、それまでのコースで行ってきたアクティビティーを行った物をまとめました。

また、CRMに用意されているビジネスの分析ツールを使い、現在その架空のビジネスが直面している問題や課題についての分析を行いました。

後は、試験問題を予想しそれに対してのモデル回答を用意しました。

答えを用意するのはキャプストーンの運営側からはおすすめされていませんが、実際に私はこれでそれなりの点数が取れたので有効な対策だと思います。

最終試験日当日

試験時間は3時間30分です。

最終試験は大きな問題が3問あります。

そのため1問に費やせる時間は1時間10分という事になります。

時間に余裕がないので、1時間10分以上はなるべく費やさないようにした方がいいです。

また、出来るだけ簡単そうな問題から解いて行った方がいい点数が取れやすいです。

参考書

この課目は指定の参考書はありません。

キャプストーンを終えての感想

最終試験は比較的簡単でしたが、ワークショップはとてもストレスでした。

私は英語だとあまり社交的ではないのであまり知らない人と一緒に何かをすることは苦手です。

しかし、後になってから考えてみるとどうしてあんなにストレスを感じていたのか不思議です。

 

以上、ニュージーランド公認会計士プログラム キャプストーンに関する私の経験をまとめさせて頂きました。

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